台湾ASUSTeK Computerは6月3日(現地時間)、台北市で6月4日から6月8日まで開催されるコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2013」にあわせて、OSにAndroid 4.2(Jelly Bean)を採用したタブレット端末「MeMO Pad HD 7」「MeMO Pad FHD 10」を発表。3G通話機能と6インチディスプレイを搭載したAndroid端末「Fonepad Note FHD 6」を提供することも明らかにした。

MeMO Pad HD 7

MeMO Pad HD 7は、7インチ HD(1280×800ドット)のIPS液晶を搭載したタブレット端末。8GBモデルが129ドル、16GBが149ドルという低価格が最大の特徴。2013年7月より提供を開始する。

MeMO Pad HD 7

端末の仕様としては、クアッドコアプロセッサを採用し、1GBのRAMを搭載。機能面では、背面に5メガピクセル、前面に1.2メガピクセルのカメラを備える。高音質化技術「SonicMaster」を採用したステレオスピーカー、microSDカードスロットなども搭載する。このほか、ASUSのオンラインストレージ「WebStorage」が5GBまで利用できる。

寸法・重量は120.6×196.8×10.8mm・302g。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ピンク、グリーンの4色。駆動時間は最大10時間とのこと。

MeMO Pad FHD 10

MeMO Pad FHD 10は、10.1インチのフルHD(1920×1200ドット)ディスプレイを搭載したタブレット端末。プロセッサに1.6GHz駆動のIntel Atom Z2560(Clover Trail)を採用し、16GBと32GBの2モデルを提供。「WebStorage」も5GBまで利用可能。

MeMO Pad FHD 10

機能面では背面に5メガピクセル、前面に1.2メガピクセルのカメラを搭載。1080pでのビデオ録画に対応する。このほか、SonicMaster技術を採用したステレオスピーカー、microSDカードスロットなどを搭載する。無線LANはIEEE 802.11 a/b/g/nをサポート。

寸法・重量は264.6×182.4×9.5mm・580g。カラーバリエーションはロイヤルブルー、シルクホワイト、ビビットピンクの3色。駆動時間は、MeMO Pad HD 7と同じく最大10時間となる。

カラーバリエーションは計3色

Fonepad Note FHD 6

Fonepad Note FHD 6は、3Gスマートフォンでありタブレットでもある製品で、6インチフルHD(1,920×1,080ドット)液晶を搭載。正確に素早く手書き入力が可能なスタイラスペンも付属する。

Fonepad Note FHD 6

プロセッサに1.6GHz駆動のIntel Atom Z2560を採用し、2GBのRAMを備える。16GBと32GBの2モデルを用意し、ともに「WebStorage」が5GBまで利用できる。このほか、オートフォーカス機能を備えた8メガピクセルの背面カメラを搭載。1.2メガピクセルの前面カメラも備える。バッテリ容量は3200mAh。OSはAndroid 4.2を採用する。