ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリーが2日(現地時間)、英ロンドンのレスター・スクウェアで開催された映画『ワールド・ウォー Z』ワールド・プレミアに登場した。

映画『ワールド・ウォー Z』ワールド・プレミアに登場したブラッド・ピット(右)とアンジェリーナ・ジョリー
Photo by Stuart C. Wilson/Getty Images for Paramount Pictures International

同作は、全人類を絶滅へと導く"謎のウイルス"が蔓延し、怯える家族のそばにいたいという思いと、世界を救わなければならないという使命の狭間で、究極の選択を迫られる元・国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)の様子を描いたパニック・エンターテイメント。

このたび行われたワールド・プレミアには、ファン2万人をはじめ、世界各国からスチール約100台以上、ムービー約50台以上が集結。黒のスーツを身に纏ったブラッド・ピットが会場に姿を現すと集まったファンのボルテージは最高潮に。B・ピットは「これまで大事だと思っていたこと全てが突如として無意味なものになってしまったとき、誰がこの混乱を生き抜くことができるのか、どうやって家族を守るのか。そういったことを考えさせる作品に仕上がっていると思うよ」と同作について述べつつ、ファンの声援に笑顔で手を振り、気さくにサインに応じるなど、時間をかけてレッドカーペットを歩いた。さらに同イベントにはB・ピットのパートナーであるアンジェリーナ・ジョリーも、両乳房の切除手術の公表後、初めて公の場に姿を現した。

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ほか、同作のエンディング曲を歌うロックバンドMUSEの特別ライブも実施され、同イベントには、MUSEのMVをパラパラ漫画で表現した、お笑い芸人 鉄拳が特別招待された。人生初のレッドカーペットを歩いた鉄拳は、「映画にも出ていないのにカーペットを歩くというのは大変恐縮です」と緊張しつつ、TV番組の企画としてB・ピットへのインタビューを敢行。インタビュー後には「ブラッド・ピットさんは本当にいい人。僕なんかにもちゃんと答えてくれた。そんなブラッド・ピットさんが主演の『ワールド・ウォー Z』は観たほうが良い!!」と興奮ぎみに語っていた。

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監督は映画『007/慰めの報酬』(2008年)のマーク・フォースター。製作総指揮は、映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)のデビッド・エリソンと『アイ・アム・レジェンド』(2007年)のダナ・ゴールドバーグが担当する。

映画『ワールド・ウォー Z』は、2013年8月10日より、全国拡大公開。