ナイキは6日、2013-2014シーズンのマンチェスター・ユナイテッドのホームユニフォームを発表した。同社は他にも欧州の強豪クラブのユニフォームを手がけ、来季よりマンチェスター・シティもナイキに。イングランド代表のユニフォームも公開された。
香川真司選手が移籍し、シーズン終了を前に27年間監督を務めたサー・アレックス・ファーガソン監督の退任が発表されるなど、日本でも注目を集めたマンチェスター・ユナイテッド。来季のホームユニフォームでは、1990年代、エリック・カントナ選手らを擁して黄金期を迎えた頃に着用され、ファンに強い印象を残したブラックの襟が復活する。なお、新ユニフォームのイメージビジュアルにはウェイン・ルーニー選手の姿も。
マンチェスター・ユナイテッドとはライバル関係にあるマンチェスター・シティFCも来季、初めてナイキのユニフォームを着用することに。新ユニフォームはスカイブルーを基調に、クラシックなデザインを踏襲したものになっている。
リーガ・エスパニョーラで優勝を果たすも、UEFAチャンピオンズ・リーグ準決勝でバイエルン・ミュンヘンに大敗したFCバルセロナ。ブラジル代表のネイマール選手を獲得したことで、来季の戦いぶりに注目が集まる。新ユニフォームでは胸スポンサーがカタール財団からカタール航空へ変更。ホームユニフォームはクラブカラーである「ブラウグラーナ(えんじと青)」を前面に押し出し、アウェイユニフォームはカタルーニャの旗「サニェーラ」にちなみ、レッドとイエローのストライプを初めて採用した。
イタリア・セリエAを制したユヴェントスFCのホームユニフォームは、隆盛を極めた1980年代のユニフォームをほうふつとさせるデザインに。クラブの象徴、ブラックとホワイトのストライプは細めで、体にぴったりフィットするデザインが採用された。
ナショナルチームにおいては、今年からイングランド代表のユニフォームがアンブロからナイキへ変更されたことが話題となっている。ホームユニフォームは初代イングランド代表ユニフォームからインスピレーションを得たクラシックなデザインとなり、アウェイユニフォームも全体に赤を使ったモダンクラシックなデザインに。ともに左胸には「スリーライオンズ」のエンブレムが刻まれ、その下にはイングランドフットボール協会の創立150周年を祝う「150 YEARS」「1863 - 2013」が記された。
これらのユニフォームは店頭にて順次発売されており、6月7日よりマンチェスター・ユナイテッドのホームユニフォームが、21日よりバルセロナのアウェイユニフォームが、28日よりマンチェスター・シティのホームユニフォームが、それぞれ販売開始される予定。レプリカジャージの価格は、イングランド代表がホーム・アウェイとも1万1,550円、他の各クラブがいずれも1万395円となっている。