総合かばんメーカーの協和は5月25日、同社が展開するブランドHIDEO WAKAMATSUより、医療系技術を活用した新商品のスーツケース「リード」を発売した。騒音や振動が少ない「新サイレントキャスター」を搭載し、豊富なカラーとサイズ展開で幅広いニーズに対応している。
新サイレントキャスターには、医療用ストレッチャーに使われる車輪のノウハウを利用。騒音と振動が非常に少なく、走行もスムーズで耐久性も兼ね備えているという。騒音レベルは石畳上を走行時、ケース上部持ち手付近で約68dBaとなっており、これは「普通の会話」「静かな乗用車内」(60dBa)や「電話のベル」「街頭」(70dBa)レベルに相当する。従来品に比べるとノイズの発生が-10dBaとなり、360度回転式のため静かでスムーズな移動が可能とのことだ。
■「リード」の概要
スーツケースの重量はSサイズで約4.1キログラム、LLサイズで約5.7キログラム。カラーは5色(ブラック、ワイン、ブルーグレー、バイオレット×ディープパープル、ゴールド)で、サイズは4サイズ(S、M、L、LL)で、内装には仕切り版とXベルトがつき、TSAロックを搭載している。また、ハンガー、透明ポーチ、キーが2個付属する。現在は全国の量販店、専門店、ネットショップなどで購入できる。販売価格は15,800円~21,800円。