GIGABYTEは2日、同社のゲーミングマザーボード「G1-Killer」シリーズの新モデルとして、Intelの最新チップセット「Intel Z87 Express」を搭載した「G1.Sniper 5」「G1.Sniper M5」を発表した。すでに販売を開始しており、店頭予想価格は「G1.Sniper 5」が45,000円前後、「G1.Sniper M5」が28,000円前後。

オーディオ機能を大幅に強化した点が特徴で、Creativeのハイエンド・オーディオ・プロセッサをマザーボード上に搭載したほか、オーディオプロセッサやHDMI、オーディオポートなどにも金メッキ処理を施し、耐久性の向上と静電干渉を防止している。

また、オーディオ用のオペアンプソケットを搭載し、ユーザーの好みに合わせてオーディオ用のオペアンプを交換して、音質を向上させることができる。「G1.Sniper 5」と「G1.Sniper M5」には、Texas Instrumentsのオペアンプ「OPA2134」と取り外し用の工具が付属する。

オペアンプと取り外し用の工具も付属

「G1.Sniper 5」は、ネットワークインタフェースにQualcommとIntelのLANコントローラを搭載(G1.Sniper M5はQualcommのみ)。Qualcomm側のLANコントローラはオンラインゲームのレスポンスを向上させる「Killer E2200」で、Advanced Stream Detect機能により、ネットワークの帯域幅をアプリごとに任意に設定できるなど、オンラインゲームのプレイ時に発生する画面のカクつきやタイムラグを低減する。

「G1.Sniper 5」と「G1.Sniper M5」の主な仕様は以下の通り。

G1.Sniper 5

G1.Sniper 5

ソケット LGA1150
チップセット Intel Z87 Express
メモリ DDR3-1600 / 1333 / 1066MHz×4
拡張スロット PCI Express (3.0) x16×4、PCI Express (2.0) x1×3
ストレージ SATA 6Gb/s×6(Intel Z87)、SATA 6Gb/s×4(Marvell 88SE9230)
ネットワーク 10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T×2 (Qualcomm Atheros Killer E2201/Intel)、IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0
サウンド High Definition Audio(Creative8)
フォームファクタ E-ATX
そのほか 2.USB 3.0×6、USB 2.0×2、DVI-I×1、HDMI×2、DisplayPort×1、光デジタル端子、オーディオポートなど
店頭予想価格 45,000円前後

G1.Sniper M5

G1.Sniper M5

ソケット LGA1150
チップセット Intel Z87 Express
メモリ DDR3-1600 / 1333 / 1066MHz×4
拡張スロット PCI Express (3.0) x16×3、PCI Express (2.0) x1×1
ストレージ SATA 6Gb/s×6(Intel Z87)
ネットワーク 10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T×1 (Qualcomm Atheros Killer E2201)
サウンド High Definition Audio(Creative8)
フォームファクタ マイクロATX
そのほか 2.USB 3.0×6、USB 2.0×2、HDMI×2、DisplayPort×1、光デジタル端子、オーディオポートなど
店頭予想価格 28,000円前後