俳優のブラッド・ピットは、5月2日に英ロンドンで開かれた新作『ワールド・ウォーZ』のワールド・プレミアに出席し、アンジェリーナ・ジョリーが付き添ってくれたことを「誇り」に感じていると話している。
アンジーは、ロンドン中心部のレスター・スクエアにあるエンパイア・シネマで開かれた同プレミア試写会のレッドカーペットにて、両乳腺切除公表後、初めて公の場に姿を現した。ブラッドは、BANGショービズに「彼女が僕の傍にいてくれることはいつも誇らしい気持ちなんだ。もちろん仕事もあるけど、彼女がいてくれるといつも、もっとそれが楽しくなるのさ」と語っている。
イヴ・サンローランのシルクでできたブラックの流れるようなドレスに身を包んだアンジーは、会場に押し寄せたファンのためにサインを書き、一緒にポーズをとって写真撮影に応じて20分を費やし、彼女の美しさに声が掛かった時は、ブラッドがそれに反応して「僕もそう思うよ!」とうなずくなど微笑ましい姿も垣間見せている。さらにブラッドは、予防的手術を受けたアンジーの勇気ある決断についても口を開き、そのニュースを世間に伝えるアンジーの意志には驚くことはなかったとも語っている。
「僕は前から彼女のことを本当に誇らしく思う。それが問題を抱えた時、今も昔も彼女そのものの姿なんだ。真正面から立ち向かうんだよ。自分流に問題を解釈して、自分にとって最も賢い選択肢を取り、その決断に耳を傾ける人になら誰にでもその知識をちゃんと共有するような女性なんだ」
一方、今回のプレミアでブラッドをサポートするため、同日に米サンディエゴで執り 行われた伯母デビー・マーティンさんの葬儀には参加することができなかったアン ジーだが、終始元気な姿を見せて「ブラッドのために今日私はここにいるのよ。彼のことが誇らしいわ」と話している。ただ、先月26日に乳がんの闘病生活を送っていたデビーさんが亡くなってからは、アンジーはずっとデビーさんの家族と定期的に連絡をとっていたという。
デビーさんの夫であるロンさんは以前、「アンジーは日曜にはロンドンにいるので、出席することができないんです。でも、私たちや他の家族にもこの間、連絡はちゃんと取ってくれていて、とても心温かく、それは私たちにとってはとても意味のあるものなんです」と話している。
(C)BANG Media International