凸版印刷の運営する電子チラシポータルサイト「Shufoo!」は、20代から40代の主婦5,031人を対象に、スマートフォンの利用実態に関する調査を行い、その結果を公表した。調査結果からは、主婦のうち約2人に1人がスマートフォンを所有しており、従来型携帯電話との保有比率がほぼ同じになったことが明らかになった。
調査結果によると、主婦のスマートフォン所有率は48.7%となり、2人に1人が所有していた。従来型の携帯電話の所有率は49.1%となり、スマートフォンとほぼ同数となった。昨年実施した同様の調査結果と比較すると、主婦のスマートフォン所有率は約17%伸びており、主婦層に急速にスマートフォンが浸透していることがわかった。
次にスマートフォンを利用する主婦と従来型携帯電話を利用する主婦に、それぞれ平日における1日あたりの平均的な接触時間を聞いたところ、スマートフォン利用者は、昨年実施の調査と比較して全体的に使用時間の増加傾向が見られ、約4人に1人が2時間以上の時間を費やすようになった。従来型携帯電話の利用者は、反対に使用時間の減少が見られ、約2人に1人が10分未満の利用と回答した。
さらに、O2Oサービスについて、主婦層への浸透度合いを調査したところ、70%以上の主婦が、O2Oサービスをもとに店舗へ「行くことがある」と回答した。その中で実際に利用されているサービスの上位に位置づけられたのは、情報比較系のサービス。同社では、利用者登録をする特定店舗のクーポンを活用するよりも、複数の商品やサービス、店舗を比較したうえで、行く店舗を決める能動的な検索方法が支持を集めているとまとめている。
同調査ではこのほか、主婦の日常の買い物シーンにおけるO2Oサービスを活用したオトク情報の入手源を、食料品、日用品、衣料・ファッション品という3つのカテゴリーで調査し、その結果を公表している。