薄毛治療専門医院の銀座HSクリニックはこのほど、「薄毛とメンタルヘルスに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は20~50代の薄毛男性200名、薄毛ではない男性200名、計400名を対象として4月に実施したインターネット調査。
薄毛ではない男性は「薄毛」に対する危機感が低い
「身体的な特徴としてなりたくないもの」について聞いたところ、薄毛の男性は74.5%が「薄毛になりたくない」と答え1位となった。一方で薄毛ではない男性で「薄毛になりたくない」と答えた人は39.0%と大きな差があった。肥満、口臭、体臭といった項目に関しては、薄毛の男性とそうでない男性との間にほぼ差異がなかった。
薄毛の男性は美容系商品の利用率が高い
「美容系商品の利用」について聞いたところ、「シャンプー・育毛剤などのヘアケア商品」においては、薄毛の男性の74.0%が使用経験があると答えた。また、スキンケア、ボディケア、制汗剤の3項目全てにおいて、薄毛の男性が、薄毛ではない男性の使用率を上回っており、薄毛の男性は、髪以外のケアについても意識が高まる傾向がうかがえた。
自分の毛髪量と好きな女性の髪の長さは比例する傾向
「好きな女性の髪型」については、全体の60%以上の男性が「セミロング」が好きと回答した。また、薄毛の男性は「ショート」ヘアを好み、薄毛ではない男性は「ロング」ヘアを好む傾向があり、男性自身の髪の長さと好みの女性の髪の長さが比例している結果となったという。
薄毛の男性は女性の買い物に「必ず付き合う」割合が高い
「女性の買い物に付き合うか」との問いには、全体の79.5%が「必ず付き合う/だいたい付き合う」と答えた。なかでも「必ず付き合う」と回答した薄毛の男性は、薄毛ではない男性の約2倍となった。
薄毛の男性の6割以上が若さの象徴は「髪」だと考えている
「若さを取り戻すために何が欲しいか」との問いには、薄毛の男性の62.5%が「髪」と答えた。一方で薄毛ではない男性はわずか3.5%となり、「体力」や「元気さ」にくらべ大幅に低かった。