実業家でライブドア元代表取締役CEOの堀江貴文氏が31日、都内で、ビジネス書『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』(発売中 1,260円 徳間書店刊)の発売記念イベントを行った。
仮出所後の第1弾となった同書は、堀江氏が収監中に始めたメールマガジンのコンテンツ「ビジネスモデル教えちゃいます塾」と「Q&A」を再編集した若者のためのビジネス書。トークショーでは、堀江氏の大学時代の恩師である船曳健夫東大名誉教授がゲストに招かれ、「ちょっとふっくらした?」と言うと、堀江氏は「今日は体重の話はしないって言ったじゃないですか~」とタジタジ。船曳教授に「昔はどこに行っても若造だったのに、最近はお兄さん的な存在なんじゃない?」と聞かれると、「この前、『朝まで生テレビ!』に出演したんですけど、田原総一朗さんの次に年長でビックリしました」と苦笑いを浮かべつつ、「これからやりたい事が山ほどある。順番にやってるけど、忙しすぎて頭が回らなくなってきた。最近、頭を使い過ぎかも」と近況を語った。
メールマガジンで読者からの質問や悩みに答えている堀江氏は、「『生き方に悩んでる、夢が持てない』といった相談にはすぐ答えられる」と言い、「たまに業績が悪い会社の打開策とか求められると、20分くらい頑張って悩んで最終的に『知るか!ボケ!』ってなっちゃう時もある」と暴露。また、「人を見て羨ましいなと思っても、足を引っ張ろうとは思わない。嫉妬すると、負のオーラに沈んでいってしまう。我慢してプラスの感情に変えていくしかない」と持論を語った。
また、人から妬まれる? と聞かれると「飲み屋でサラリーマンに突然『お前の事が大っ嫌いだ!』と言われたこともあるけど、後から謝ってきた。嫌い度が30%くらいだったのかな」とエピソードを明かし、「たまに僕の事を100%嫌いな人もいる。だから、少しでも僕の事を好きな方が検察庁にいれば良いなと(笑)。『堀江の事が大嫌いだー!』って言う人がいたから、こんな事になった。検察庁にだけ妬まれなければ大丈夫」とあっけらかんとライブドア事件を振り返った。