KKBOX Japan合同会社は、月額980円の聴き放題音楽サービス「KKBOX」を6月1日より提供すると発表した。
KKBOXは、1,000万人の利用者を持つアジア最大級の音楽サービス。既に台湾、香港、シンガポール、マレーシアでサービスを提供している。今回、同サービスを6月1日より日本国内で展開することとなった。
オンライン中の友達や有名人・アーティストと一緒に同じ音楽を聴きながらチャットを楽しむことができる機能「Listen With」が特徴。楽曲のキャッシュができるため通信圏外でも、一定曲数を視聴することができる。ジャンル別チャンネル、人気ランキング、アーティストチャンネル、気分に合わせたラインナップなど、さまざまな切り口の楽曲リストを提供する「ミュージックチャンネル」といった機能も搭載する。音楽に合わせて歌っている部分が動く歌詞表示機能「動く歌詞」も提供する予定だという。
加えて、音楽関連ニュースやアルバムレビューやライブレビューなど音楽情報も用意。音楽ライターやコラムニストが書き下ろした「KKBOX」オリジナルも提供する。このほか、自分が聴いた楽曲をFacebookを通して友達に教えることができる機能も搭載。
サービス開始時点の楽曲提供レーベルは、次の通り。A-Sketch、キングレコード、スペースシャワーネットワーク、ソニー・ミュージックエンタテインメント、徳間ジャパンコミュニケーションズ、日本コロムビア、バップ、Pヴァイン、ビクターエンタテインメント、フォーライフミュージックエンタテイメント、ポニーキャニオン、ヤマハミュージックコミュニケーションズ、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック・ジャパン。今後、邦楽や洋楽ラインアップの充実に加え、C-POPなどアジアの楽曲も提供する予定。
利用料は月額980円。このほか、2,940円で90日間利用できるプランも用意されている。対応端末はバージョン2.1以上のAndroidスマートフォン/タブレット、iOS 5.0以上のiPhone、iPod、iPad。パソコン環境でも利用可能で、対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5以上となる。マルチデバイスに対応しており、複数の機器で同じ音楽ライブラリにアクセス可能。
利用するには、同サービスのWebサイトからアカウント登録を行う必要がある。スマートフォン/タブレット向けアプリケーションは、Google PlayまたはApp Storeからダウンロードすることができる。auユーザーは、auスマートパスからダウンロードすることも可能。
なお6月1日のサービス開始にあたり、無料で全機能が利用できるフリートライアル期間を用意。通常会員登録の場合は1日間、Facebookアカウントで登録した場合は1週間、auかんたん決済で決済登録であれば30日間無料でサービスを試すことができる。