6月15日より公開の映画『サンゴレンジャー』の完成披露上映会が30日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、劇団EXILEの青柳翔、田中圭、佐々木希、中前勇児監督、BREATHEの宮田彗と多田和也、小池百合子衆議院議員が出席した。
さかいたまきの同名小説を映画化した本作は、世界有数のサンゴ礁が広がる沖縄県石垣島が舞台。美しい島のサンゴを破壊しようという"橋の建設計画"が浮上し、島が騒然とする中、自然保護官で環境省一の問題児・矢島(青柳翔)が赴任する。自らを"サンゴレンジャー"と名乗りながら、矢島は同僚や仲間たちを巻き込み、立ちはだかる難題や事件を乗り越えていく。
環境省の自然保護官の姿を描いた本作とあって、元環境大臣を務めた小池百合子議員もスペシャルゲストとして登壇して行われたこの日の舞台あいさつ。主演の青柳翔は、ロケ地の石垣島について「梅雨時期だったんですけど、海も綺麗で島の人やスタッフも優しくて明るい現場でした。自然と戯れて楽しかったです」と振り返り、その青柳が演じる矢島の同僚、岸谷博人を演じた田中は「決して天候に恵まれたわけじゃないんですけど、監督が鼓舞して盛り上げてくれました。それと雨が降る度に青柳くんと歌を歌ってました。撮影中の雨にも負けずじゃないですけど、気持ちを落とすことなく2人で歌ってましたね」と撮影エピソードを明かした。
また、佐々木希は本作で初めての教師役にチャレンジ。「最初は不安もありましたけkど、現場では"リサ先生"と子どもたちが寄ってきてくれて、役作りが大変だったというよりは、自然と子どもたちとそういう関係性になれましたね」と子どもたちの気遣いに感謝しきりだった。映画『サンゴレンジャー』は、6月8日より沖縄・スターシアターズで先行公開、6月15日より東京・渋谷HUMAXシネマ・お台場シネマメディアージュほか全国公開。