6月29日よりNHK BSプレミアムでスタートするドラマ『ダブルトーン~2人のユミ~』の完成試写会が30日、東京・渋谷の同局で行われ、ダブル主演の中越典子と黒谷友香が出席した。
同ドラマは、映画『黄泉がえり』の原作を手掛けたSF小説家、梶尾真治原作の同名小説を映像化。お互いの生活をお互いの夢で見るという奇妙な現象に遭うキャリアウーマンの中野由巳(中越典子)と主婦の田村裕美(黒谷友香)の姿を描く。
中越は「原作を読ませてもらいましたが、すごくハラハラして、胸が高まりながら『この先どうなるんだろう~』と思いました。内容も複雑で時空を越えたファンタジー。でも怖いミステリーな部分もあって複雑ですが、監督さんがシンプルに分かりやすく仕上げてくれたと思いました」と第1話の感想を。一方の黒谷は「私と中越さんが別々のドラマを撮っているような感覚でした。出来上がりを見て、いろんな人間関係を発見しましたね」と同ドラマに驚いた様子だった。
今回のドラマで久し振りに再会を果たしたという中越と黒谷。中越が「初めての時から"友やん"と呼んでました。縁があるようでうれしかったです」と再会を喜び、黒谷も「夢の中で共有できる役を2人ができるというのは縁がありますね」と笑顔。また、報道陣から「印象に残っている夢は?」と聞かれると黒谷が「何かに追いかけられるとか、そういうことがたまにありますね」と回答し、中越も「白い大蛇に追いかけられた夢。年少の頃で、直径30~50cmの大蛇ですよ。だからいつか絶対にいいことがあると今でも信じています」と話していた。