ガイ・リッチーが1960年代の人気テレビシリーズを映画化作品『ザ・マン・フロム・アンクル』から降板を発表したトム・クルーズ (C)BANG Media International

トム・クルーズが、主演を予定していた新作『ザ・マン・フロム・アンクル』から降板することを発表した。

Deadline.comの報道によれば、トムは最新作『ミッション:インポッシブル5』のプロデュースと出演に集中したいことを理由に、ガイ・リッチーが1960年代の人気テレビシリーズを映画化する本作からは降りたという。アリシア・ヴィキャンデルも出演予定の本作では当初、トムがアメリカの諜報員ナポレオン・ソロを、アーミー・ハマーが旧ソ連エージェントのイリヤ・クリヤキンを演じるものと思われていた。

今回トムが抜けたことで、製作を務めるワーナー・ブラザースのプロデューサー、ライオネル・ウィグラムとジョン・デイヴィスは後任を見つける必要があるが、本作は以前もジョージ・クルーニーを主演に迎えてスティーヴン・ソダーバーグがメガホンを取る企画が流れるなどこれまでにも難航してきた経緯がある。     

トムが降板理由に挙げた『ミッション:インポッシブル5』の脚本は大ヒット作『アイアンマン3』の脚本家ドリュー・ピアースが執筆する予定で、『アウトロー』でトムとタッグを組んだクリストファー・マッカリーが監督候補に挙がっているほか、J・J・エイブラムス率いるバッド・ロボット・プロダクションズが製作に参加する予定。

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