日立アプライアンスは5月30日、LEDシーリングライト「LEC-AHS1810BC」「LEC-AHS1410BC」「LEC-AHS1210BC」を発表した。LEC-AHS1810BCとLEC-AHS1410BCは6月14日発売で、LEC-AHS1210BCは7月初旬発売。価格はオープンで、推定市場価格は、LEC-AHS1810BCが80,000円前後、LEC-AHS1410BCが70,000円前後、LEC-AHS1210BCが60,000円前後。
LEDシーリングライトには、中心部または円周部に配置された光源から導光版を使用して全体に光を拡散させるタイプと、カバー内の広い範囲にLEDを敷き詰めた直下型配置のモデルとがある。前者は薄型化が可能なのに対して、後者はより明るさを追求することが可能だ。日立アプライアンスでは、後者のタイプのLEDシーリングライトを製造・販売している。LEC-AHS1810BCは、一般家庭向けのLEDシーリングライトとしては業界トップクラスの明るさ、定格光束7,290lm(ルーメン)を実現したモデルだ。
「日本照明器具工業会ガイド121-2011 住宅用カタログにおける適用畳数表示基準」では、定格光束5,100lm以上6,100lm未満のLEDシーリングライトが14畳までの広さに適応するとしているが、それ以上の定格光束を持つものについては定義されていない。そこで日立アプライアンスでは、7,290lmの定格光束を持つLEC-AHS1810BCを、同社の独自基準で適用畳数18畳までとしている。
LEC-AHS1410BCは定格光束6,090lmで適用畳数は14畳まで、LEC-AHS1210BCは定格光束5,490lmで適用畳数12畳までのモデルだ。定格消費電力は、LEC-AHS1810BCが86W、LEC-AHS1410BCが74W、LEC-AHS1210BCが67W。固有エネルギー消費効率は、それぞれ84.8lm/W、82.3lm/W、81.9lm/Wとなっている。本体サイズは共通でφ746×H137mm、重量は4.7kgだ。
生活シーンに合わせ「電球のあかり」「食卓のあかり」「図書館のあかり」「蛍光灯のあかり」の4種類のライティングを実現する「あかりセレクト」機能を搭載。また、シェードの外周部には、あかりセレクト機能に連動して発光するカラーLEDリングも配置されている。