東京都と東京都中小企業振興公社は29日、商店街で開業を希望する人などを対象とした「商店街起業促進サポート事業」の参加者の募集を開始した。
同事業では、グループ討議、交流会、商店街での現場視察、協力店舗での現場実習など実践的なメニューを用意し、商店街、業界団体、金融機関および行政機関などをメンバーとする支援グループが、開業希望者などに対しアドバイスを行い、開業に向けてサポートを行っていく。
これまでの開業実績は、和食店、居酒屋、カフェ、ジャズセッション店、子育て支援施設、鍼灸院など。主な支援内容は、物件探し、融資制度、開業時の販促、基礎知識を学べる講義、事業プランの検討および事業計画書の作成支援、商店街の協力店での実習や視察、経営者からの実践的指導などとなる。
研修期間は9月26日~2014年3月末(全10回)。研修会場は東京都中小企業振興公社会議室(東京都千代田区・秋葉原)、時間は18:00~21:00(変更の場合あり)。募集人数は15名程度で、書類と面接による審査の上、研修参加者を決定する。申込みは、ファックス、郵送またはインターネットから、東京都中小企業振興公社新事業創出課にて受け付けている。申込締切は7月24日(郵送の場合は当日消印有効)。