コクヨグループでオフィス用品通販を行うカウネットは27日、インターネットでの注文時に、届ける商品の梱包形態を顧客自身で選べるサービスを開始した。
同社では、届ける商品の品質保持と資源の節約、廃棄物の抑制を考えて、梱包形態を決めている。通販で一般的な段ボール梱包の他、商品の嵩が低く、かつ品質が保持できると同社が判断した場合には、省資源化の取り組みとして、紙袋かポリエチレン袋による簡易梱包を推進しているという。
発注を担当する顧客からは、「商品を受け取った際に、段ボールを処分する手間が省けるので、もっと簡易梱包をすすめて欲しい」という好評価を受ける一方で、購入商品を取引先へ渡したり、贈り物にするときなどに「簡易梱包では不安な場合もあるので、注文の都度、段ボール梱包も選べるようにして欲しい」などの声もあるという。このたびの取組みは、こうした要望に応え、注文の都度、梱包形態を簡易梱包、段ボール梱包のいずれかから顧客自身が選べるようにしたもの。
今後も同社では、このように顧客のニーズにきめ細やかな対応をすることで、利便性の向上を図っていくとしている。