「ストレス」「夜更かし」に顕著な差がある

マーケティングリサーチを手掛けるネオマーケティングはこのほど、「五月病に関する調査」の結果を発表した。同調査は4月24日~25日にインターネット上で実施。過去3年以内に五月病になったことがある全国の20歳~49歳の男女500人から回答を得た。

ストレスや夜更かしが五月病と関係

今回の調査に先立ち行われた事前調査で「普段の生活」について聞いたところ、「過去3年以内に五月病になったことがある人」と「五月病になったことがない人」では「ストレスがたまりやすい」「夜更かしをすることが多い」の2項目において、五月病になったことがある人の数値があきらかに高かった。

仕事に対するストレスが引き金になる傾向

「目標を達成した解放感」は少数派

「五月病の原因として思い当たるもの」を聞いたところ、「仕事に対する不安」が過半数の51.4%となった。2位は「職場での人間関係」(42.0%)となり、仕事関係での不安や悩みが原因で五月病になったと考える人が多い結果だった。「その他」の回答では「育児の不安」「気候の変化の激しさ」などが挙げられた。

五月病の改善方法は「美食」「睡眠」「音楽」

特別な行動をとらない人も多い

「五月病の症状改善のために行った対策」を聞いたところ、最も多かったのは「おいしいものを食べた」の34.8%。以下「睡眠時間を多くとった」(26.8%)、「音楽を聴いた」(22.4%)が続いた。「友人と会った」「お酒を飲んだ」との回答も上位となった。

五月病になったら「そっとしておいて」が1位

喝を入れて欲しいと考える人は少数派

「五月病になった際に周囲の人に望む対処」については、「そっとしておいてほしい」が42.2%で最多だった。対して「励ましてほしい」は12.2%、「喝を入れてほしい」は2.8%に止まった。「その他」の回答では「家事・育児を手伝ってほしい」「原因となるものから遠ざけてほしい」など、ストレス原因から離れられるよう配慮してほしいという意見が挙がった。

五月病なりそうな有名人、1位は「栗原類」

壇蜜や堂本光一などの名前も挙がった

「五月病になりそうな芸能人」を聞いたところ、"ネガティブモデル"としてブレイク中の「栗原類」が25.6%で1位となった。2位は「若林正恭(オードリー)」の23.0%、3位は「スギちゃん」の20.0%、4位は「前田敦子」の14.6%、5位は「釈由美子」の12.8%だった。調査の詳細は「ネオマーケティングのプレスリリース」で閲覧できる。