3月に発表された警察庁の統計(※平成24年中のストーカー事案及び配偶者からの暴力事案の対応状況について)によると、平成24年のストーカー事案の認知件数は前年の36%増となる19,920件で、ストーカー規制法が施行された平成12年以降で最多となった。

住所や宛名などをインクの印字により隠す「個人情報保護用ローラー式スタンプ」に封書の開封に便利な「レターオープナー」を組み合わせた"コロレッタ"シリーズを販売するマックスは、首都圏在住の一人暮らしの20~30代女性492名を対象に「個人情報が記載された郵便物の取り扱いについての意識調査」を行った。

個人情報が記載された郵便物の取り扱いについての意識調査をしたところ、46.7%もが個人情報が記載された郵便物をそのまま捨てており、その原因として「個人情報を処理するのが面倒」「個人情報を隠しきることは難しい」との認識により、一部の郵便物をそのまま捨てることにつながっていると考えられる。

「個人情報が記載された郵便物の取り扱いについての意識調査」より

また、一人暮らしの時間経過と個人情報への意識の変化について調査したところ、一人暮らしの期間が長くなるほど、その割合が下がっており、時間の経過と共に個人情報への意識が低下していく傾向が見られた。一方、現在のほうがより意識をしている人の推移をみると、5年未満までは低下傾向にあるが、5年以上になるとその割合が増加。このことから、全体としては、個人情報への意識は時間と共に低下する傾向にあるが、その一方で、個人情報を意識する人が増えていることも読み取れる。

そこで、「個人情報が漏れたために怖い思い(ストーカー被害など)をした人が周囲にいる」かどうか聞いたところ、"はい"と答えたのは9.3%でおよそ10人に1人という結果。また、直接的な被害はないまでも「(個人情報が漏れたのか)DMなどが突然増えたことがある」に"はい"と答えた人が15.7%となった。これらの結果が"一人暮らしの時間が長くなるにつれて個人情報の意識が再度向上している"要因になっているのではないかと考えられる。

こういった被害を未然に防ぐために個人情報が記載された郵便物の取り扱いに対して、警察各署が呼びかけていることは、一貫して"個人情報の徹底した管理"。とにかく個人情報はもらさないという姿勢が一番の対策となるようだ。

なお、個人情報の処理方法についての質問に対して多かった回答は「手でちぎる」(66.9%)、「ハサミで切り刻む」(47.2%)など。一人暮らしの人には、省力化を図るアイテムの浸透はまだまだ進んでおらず、手作業での処理が中心であることがわかる。

環境意識の高まりからか、全体の62.8%が「郵便物も資源ごみに出したいが個人情報が漏れるのが心配」と答えているが、「手でちぎる」「ハサミで切り刻む」という方法では、紙の繊維を壊してしまうことから資源ごみとして出すことができない。そこで注目したいのが「個人情報保護用スタンプ」。このアイテムを使えば、個人情報をしっかりと印字で隠すことができるうえ、紙の繊維を壊すことがなく、手軽に必要なときに必要な部分だけを処理できる。

今回の調査を行ったマックスの"コロレッタ"シリーズから、暑い夏に涼しさと癒しを与えてくれる、ひんやり動物をモチーフにしたデザインの数量限定モデルが現在リリースされている。個人情報保護のための便利アイテムとして、こちらもチェックしておきたい。

"コロレッタ"シリーズに数量限定モデルが登場

ピンポイントで個人情報を隠せる

【調査概要】
有効回答数:492サンプル(首都圏に在住の20代、30代の独身一人暮らし女性)
調査期間:2013年5月7日~5月14日
調査方法:インターネット調査
調査実施機関:ジャストシステム