シャープは5月28日、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)クアトロン」の新シリーズ「G9」を発表した。ラインナップは「LC-60G9」「LC-52G9」「LC-46G9」「LC-40G9」の4モデル。LC-40G9のみ7月30日発売で、他の3モデルは6月20日発売。価格はオープンで、推定市場価格は、LC-60G9が330,000円前後、LC-52G9が260,000円前後、LC-46G9が230,000円前後、LC-40G9が160,000円前後。

「LC-60G9」

「G9」シリーズは、2012年6月に発売された「G7」シリーズの後継モデル。RGBに黄色を加えた4原色技術と829万サブピクセル駆動システムの採用によって、高精細でリアルな映像表現が実現している。

「G7」シリーズからの主な変更点は、「LEDブライトネス」技術の採用と、「240フレッドスピード」の改良、2.1chスピーカーシステムの搭載だ。

LEDブライトネス技術は、液晶の開口度とバックライトの光量を同時にコントロールするもので、同技術の採用により、従来は700万:1だったテレビコントラストは800万:1にまで向上した。240フレッドスピードは、液晶パネルとLEDバックライトの点滅を高速にコントロールする技術で、従来は8倍速相当だった動画性能が16倍相当にまで向上している。また、「XL9」シリーズと同様のアルミフレームデザインが新たに取り入れられている。

型番 LC-60G9 LC-52G9 LC-46G9 LC-40G9
スピーカー 2cm×13cmフルレンジ 2本、φ8cmサブウーファー 1本
音声実用最大出力 7.5W×2+15W
消費電力 約210W 約162W 約144W 約125W
年間消費電力量 125kWh/年 103kWh/年 87kWh/年 79kWh/年
サイズ(スタンド込み) W1,378×D59
×H810mm
W1,196×D59
×H717mm
W1,061×D59
×H639mm
W928×D59
×H564mm
重量(スタンド込み) 約40kg 約27kg 約22.5kg 約17kg
チューナー 地上デジタル×3基、BS/110度デジタル×2基
HDMI端子 4系統
アナログ映像入力端子 D5×1/コンポジット×1/アナログRGB×1
USB 3基