ホッキョクグマの双子の赤ちゃん

2012年12月8日に札幌市円山動物園で誕生した、ホッキョクグマの双子の赤ちゃんの性別が判明した。今回のDNA雌雄判定では、2頭とも性別が雌だったとのこと。

■双子のホッキョクグマの赤ちゃんが誕生

双子の赤ちゃんを出産したのは、ホッキョクグマの「ララ」。ララは今回で5回目の繁殖成功となり、成育実績では現在、国内最多タイ記録を保持している。双子を無事に育てれば、国内で単独トップとなる。

ララが出産した双子の赤ちゃんは4月14日の測定では、体重22.6kgと23.4kg。順調に大きくなっている。性格も出てきており、一頭は慎重派、もう一頭は積極的な性格とのこと。4月20日にはプールデビューを果たし、5月21日には2頭とも30kgまで大きく成長した。

■双子の赤ちゃんは、2頭とも雌

北海道大学獣医学研究科の協力によって、双子の赤ちゃんの体毛を2度DNA雌雄判定にかけたところ、2頭とも雌であることが判明した。同園複数の職員によって、身体測定時の視診でも確認されている。

双子の赤ちゃんの名前は、成長をしばらく見守った後に、双子の母親「ララ」のアニマルファミリー会員から愛称を募集する予定。寄せられた愛称案の中から3つを同園で候補として選び、7月上旬に来園者による一般投票を行う。名前が決定するのは8月中旬ごろの予定。

詳細は、同園公式ホームページを参照のこと。