ヤフーは27日、「ヤフオク!」において1,427名分の「Yahoo! JAPAN ID」と「メールアドレス」を組み合わせたリストを誤送信する事故が起きてていたことを発表した。事故が発生したのは25日21時ごろ、同サービスのユーザー最大835名に対して送信された模様で、最終的な送信対象人数、リスト数について同社は調査を続けている。

事故の原因は、メールマガジンの送信設定作業における、担当者のオペレーションミス。同社が5月17日に発表した、不正アクセスによる「最大2,200万件の個人ID流出の恐れ」とは無関係であるという。

誤送信されたリストは添付ファイルではなく、メール本文に記載されている。また、このリストに含まれるメールアドレスは、「ヤフオク!」の一部出店者が発行するメールマガジンを受け取るためにユーザーが登録したものである。同社は初期対応として、リストを受信した可能性のあるユーザーに対して、お詫びと誤送信メールの削除を依頼する連絡を行っている。