パラゴン ソフトウェアは23日、Windows 8対応のHDD抹消ユーティリティソフト「Paragon Disk Wiper 12」を発売した。価格はシングルライセンスのパッケージ版が5,250円、ダウンロード版が4,200円。ボリュームライセンスも用意される。
Windows 8やWindows Server 2012などに対応するHDD抹消ツール。HDDをフォーマットしても削除できないデータを、ウィザード形式による簡単な操作で復元不可能な状態まで抹消する。
抹消の方式は、米国国防総省準拠DoD5220.22-M方式、米国海軍準拠NAVSO P-5239-26(RLL)方式、米国海軍準拠NAVSO P-5239-26(MFM)方式、英国HMG Infosec標準No.5(拡張)方式、ドイツVSItR標準方式、オーストラリアASCI 33方式、ロシアGOST R 50739-95方式、Peter Gutmann'sアルゴリズム、Bruce Schneier'sアルゴリズム、Paragon'sアルゴリズム、ユーザーカスタム方式の11種類。
ディスク単位/パーティション単位での抹消が可能で、PC/マザーボードの従来型BIOSのほか、UEFIにも対応。2TBを越えるHDDや、AFT、4KBセクタ採用のHDDなどもサポートする。そのほか、Windows PE 4.0ベースの起動メディア作成や、抹消証明書の作成といった機能を持つ。動作環境には依存せず、Linuxベースの製品起動CDでも操作可能。