撮影機能としては、側面のエフェクトボタンから白黒・ハイコントラスト白黒・クロスプロセス・レトロ・ハイキー・ミニチュアライズなどを設定できる。エフェクトブラケット機能も搭載している。エフェクトボタンは、AF後に押すと、その間は絞り込み表示が可能。
NDフィルターや焦点距離35mm相当での撮影が可能な35mmクロップモード、多重露光やインターバル合成など、高級コンパクトに恥じない多彩な機能も搭載。
ボケを生かしたフルHD動画撮影機能、電子水準器、カメラ内RAW現像といった機能に加え、Eye-Fiカードにも対応。珍しく、カメラから選択画像の送信機能が選べるようになっている。
もともとEye-Fiカードにはこうした機能が搭載されていたが、対応するカメラが少なかった。GRでは、再生画面から画像を選択し、フル画像かリサイズ画像を選んで無線LAN経由で画像を送信できるようになる。スマートフォンへのダイレクト転送機能を使えば、その場ですぐに画像をSNSにアップロードするような使い方も可能だ。
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