三陽商会はこのほど、今年秋冬のバーバリーブランド婦人服展示会を開催した。展示会では、「バーバリー」「バーバリー・ブルーレーベル」のアイテムを紹介。バーバリー・ブルーレーベルではトレンチコートのバリエーションを増やし、チェック柄のウールコートなどが登場した。今回は展示会で発表された新作の一部を紹介する。
「ラグジュアリー&モダン」のコンセプトの下、商品を展開するバーバリー。テーラードを中心とした「コレクション」では、プリントドレスや色彩のあるニットを織り交ぜたモダンなスタイリングを提案する。カジュアルを中心とした「ライフスタイル」ラインでは、長い日本の夏を考慮し、軽くやわらかなアイテムを用意。ニットのピーコートやジャージー素材のダッフルコートなど、羽織れるライトウェイトなアウターを豊富にそろえた。
景気の向上に合わせ、今後は30万円を超えるカシミアのコートなど、高級ラインの商品も増えていくという。
「バーバリー・ブルーレーベル」は、ブリティッシュなエッセンスとトレンドをミックスし、洗練されたカジュアルスタイルを提案するブランド。今シーズンはブランドのアイコンでもあるトレンチコートのアイテムを拡充する。レザーパイピングを施したものや、モッズスタイルのトレンチなど、自分のスタイルに合わせたトレンチコートを選べる。バーバリーらしいビックタータンのトレンチコートがとくに目を引いた。
ブルーレーベルでも、バーバリーと同様、長い夏に対応したアイテムを展開していく。得意とするニットはアウターを含め、デザイン、素材、テクニックの幅を広げて充実した内容に。杢調やメレンゲ調、スパンコールなどで表情を加えた商品や、英国らしいツイード素材の商品が豊富にそろう。
また、プリントものをマンスリーで提案。ドッドやビッグウィンドウチェック、タイの小紋をモチーフにしたモダンタイプリントなど、新たなブルーレーベルの魅力を引き出すアイテムになる予定だ。