熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します
●「福山雅治、カンヌで10分超の拍手に男泣き」【スッキリ】
主演映画『そして父になる』がカンヌ国際映画祭で上演され、スクリーンにエンドロールが流れると、10分間に渡るスタンディングオベーションが送られた。その瞬間、「芝居以外ではほとんど泣かない」という福山の目に光るものが……。何度も涙を拭っていた福山はその後の会見で、「大変感動して涙が出ました。『是枝(監督)さん、よかったすね』という気持ちがこみ上げてきました」と感極まった表情。「男泣きでしたね。自分のためにはなかなか泣けないので。前回人前で泣いたこと? 覚えていないですね」と笑顔で語った。さらに、共演のリリー・フランキーらと「これからつらいことがあって飲むたびに、今日のことを思い出します」と声をかけ合うシーンも。パルムドール賞(最高賞)を受賞できるか。発表は日本時間27日未明。
●「桜金造が25年前に別れた元妻に感動プロポーズ」【ミヤネ】
2月に脳内出血で倒れて、入院していた56歳の桜。手術は成功したものの、左半身と唇にしびれが残り、過酷なリハビリ生活を送っていたが、病院を抜け出してプロポーズしたという。何と相手は、25年前に離婚した元妻。“離婚記念日”である25日に再入籍するらしい。
桜は、「つらい闘病生活も、この人がいなかったら発狂して自殺している。もう一度だけ、オレと結婚してください。命を懸けてあなたを愛します」とプロポーズし、元妻は「複雑です」と言いながらもキスに応じ、その写真を公開した。
「(奥さんの)返しが最高ですよね。『あんた体調悪なったから(プロポーズしたん)ちゃう?』というところが正直あるのでは?」と宮根誠司。「やっぱ男は弱いな~」と悪ノリしていた。
●「新婚のビビる大木が『アイドルとつき合う方法』を明かす」【スッキリ】
ゲストとしてスタジオに訪れた大木。先週、結婚したばかりのAKINAとの出会いを「芸能界最弱の“天野会”という会合がありまして。誰も酒飲まないんですが、全員でアドレス交換したので」と照れながらも明かした。しかし、加藤浩次が聞きたいのはそんなことではない。「アイドルとどうやって付き合う感じになるの?」と突っ込まれた大木は、「最初に(AKINAから)『お食事どうですか?』と言われて……」と申し訳なさそうにボソリ。加藤は「向こうが? 大木に? モテるね~」と言いつつも不満顔だ。ただ、縁結び役のキャイーン天野も、「AKINAから『大木さんカッコイイですよね』と言われたことがきっかけだった」とコメント。どうやら間違いないようだ。
つき合い始めたのは一昨年の冬。大木は「『天野さんが『AKINAはどうだ?』としつこく言ってきたんですよ。『仲間でいいじゃないですか』と返していたんですが、会うことになって」と受け身のダメ男キャラになり切る。そして話は、図書館での逆プロポーズへ。ただ、今週になってこの図書館が実はニューヨークだったことが発覚。「同じ服は絶対に着ない」と宣言していることといい、大木のオシャレ感は蛇足っぽい。
●「独占! 中島知子、騒動の発端は妹だった」【ミヤネ】
バイト生活、恋人の存在、セクシー衣裳で生出演と、次々に話題を提供している中島を直撃。一連の騒動について聞かれた中島は、「もともと家族とは隔たりがあって分かり合えなかったので確執は本当です。騒動の発端は妹で、彼女が事を大きくした」と明かした。
自称霊能者には、「感謝していますし、本当にただの友だちですし、それは変わりません」と相変わらずの必死アピール。さらに、松嶋との不仲疑惑を問われると、「コンビは円満に別れたんで。『最後は笑顔で別れた』というのは良かった」とアッサリ認めた。今後について、「女優業はやっていきたい。もちろん芸人やバラエティもやっていきたい。(セクシー衣裳を)期待されているのなら、はっちゃけてやっていきたい!」とノリノリ。女優というより、岡本夏生寄りにならないように。
●「矢口真里の浮気相手を実名告発! 離婚へ一直線」【ミヤネ】
皮肉にもこの日は、2人の結婚2周年。しかし、話は先週の別居報道から、さらに悪い方向へ。別居の理由は、「子どもに対する考え方の違い」ではなく、「矢口の浮気」だったという。しかも、今年2月、夫・中村昌也が撮影で地方に行っている際、飲み会に参加していた矢口が男を連れ込み、予定より早く帰ってきた中村と鉢合わせしてしまったという。
最初にスクープした週刊誌は、相手の名前を出さなかったが、スポーツ新聞が載せたことで、ミヤネ屋も実名報道へ。浮気相手は5歳年下のモデルで名前は、梅田賢三。さらに、矢口の元カレ・小栗旬に似ているというからタチが悪い。さらに、鉢合わせしたという2月以降、彼のツイッターやブログが閉鎖されているというのも裏づけっぽい。
一方、浮気報道後、名古屋の生番組に出演した矢口は、「すみません。世間をおさわがせして」と心境を語り、共演者に「何かあったんですか?」と突っ込まれると、「多分、何かあったと思うんですけど~」とおとぼけ。さらに司会者が「続きはインターネットで」と話すと、「はい、出てますんで」と軽く受け流した。こりゃ叩かれるな。
宮根は、「矢口さんは、芸能界でも足腰の強いタイプ。腕あるので、大丈夫じゃないですか?」とコメント。「もう夫婦生活は無理」と言ってるようなものだ。
●「DV、プロポーズ……西山茉希が心境独白!」【ミヤネ】
雑誌に『恋、結婚、妊娠。誰も知らない本当のこと』というタイトルでホンネを語った西山。路上DV報道について、「『DVなんかじゃない』と彼のことをフォローしたとしても、『好きだからそう言うよね。それがDVされる女の典型じゃん』って思われるだけだろうなって」と釈明する。そりゃそうだろう。復縁の理由は、「当時が一番小さなケンカでもヒートアップしちゃう時期だったと思う。実際、腕を引っ張られはしたし、『何でだよ!』みたいなやりとりはあったから、見方によってはそう見えるか……って。お互いの距離を置いて考えたいと思ったのは事実。だけど結局1~2週間しないうちに私は彼の元に癒されに戻ってたの。それが答えだった」と明かす。西山が癒される側らしい。
そして印象的だったのはこの言葉。「何年かかってもいいから周りのみんなが『昔のあれはやっぱりただのケンカだったんだね』って笑ってくれるようになるまで一緒にいようねって、私にとってはあれがプロポーズの言葉みたいなものだった。一点の曇りもなく、心の底から幸せです」。それを語る西山は妊娠4カ月。婚姻届は来月に出すらしいが、結婚後も話題てんこ盛りの夫婦になりそうだ。
●「中村勘九郎に第2子誕生! 亡き父の名が……」【ミヤネ】
中村勘九郎と前田愛夫妻に第2子が誕生。公演後、報道陣に囲まれた勘九郎は、昨年12月に亡くなった父の中村勘三郎さんの本名・波野哲明(のりあき)から1文字取り、哲之(のりゆき)と命名したことを明かした。勘三郎さんには闘病中に2人目を授かったことを報告したそうで、「父のような人間になってほしい。でも微妙なんですよ。“のりちゃん”って呼んでるような気がして……」と笑った。赤ちゃんは勘九郎に似ているらしい。市川海老蔵の長男とともに、歌舞伎俳優へ一直線だ。
●「リュ・シウォンが夫人に暴行! 起訴された」【スッキリ】
妻に対する暴力、脅迫などで在宅起訴されたリュ。優しい笑顔とジェントルマンぶりがウリの人で、朝ドラなどにも出演していただけに驚きは大きい。妻の車にこっそりGPS追跡機を取りつけて行動を監視し、気づいた妻に取り外しを求められると「俺を誰だと思っているんだ。俺は暴力団の知り合いなんだぞ」と数回に渡って妻の手のひらで殴ったという。
ただ、リュ夫妻は離婚調停中だけに、「親権や慰謝料を得るための策略か」なんて声もある。リュはネット上で、「真実が埋もれてしまうことはあるけど……これは本当に違うと思う……。最後まで行こう……真実のために……世の中は……本当に……」とコメントを発表。そもそも車にGPSをつけたのは、単なる束縛か、妻の浮気疑惑なのか。
●「小嶋陽菜、私の知らない子たちより……」【PON!】
『第5回AKB選抜総選挙』の初日開票速報が発表され、番組レギュラーの小嶋陽菜は6501票で20位。昨年の速報11位(最終7位)を大幅に下回る過去最低順位に、「上位に私も知らないような、メンバーでも知らないような子が……世代交代がスゴイ」とホンネをポロリ、プライドがチラリ。すかさず岡田圭右が「こじはるは後半追い込むから! ドラマがあるから~」と絶叫フォローしていた。
劇場では、速報発表の直前まで小嶋の誕生日を祝うイベントが行われ、祝福ムードに包まれていただけに、落差が激しかったのか。ちなみに、1位は指原莉乃で、昨年1位の大島優子は3位、2位に渡辺麻友がランクインした。最終発表は6月8日。
福山の男泣きからはじまった今週は、徐々に雲行きがあやしくなり、話題は完全に矢口真里の独占状態。これまでも女優やアイドルの浮気報道はあったが、「夫のいない間に家へ連れ込み、寝室で鉢合わせ」なんてのは聞いたことがない。
かつて、小栗旬との交際報道で、「芸能界を辞めます」「女性として貫き通したい」とまで言い、モー娘。を脱退。さらに、川久保拓司、魚谷輝明らの熱愛相手は、全てイケメン俳優で、悪役の似合うソリッドな雰囲気で統一されているのがスゴイ。離婚どころか芸能界からも干されそうな状況だが、残された道は“イケメン好き肉食タレント”か。LiLiCoとかぶりそうだけど。
きむら・たかし
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。