オートデスクは、Mac OS X用のプロフェッショナル向け映像編集ソフトウェア「Autodesk Smoke 2013」の拡張機能「Extension 1」を発表した。同社ソフトウェアメンテナンスプログラム「Autodesk Subscription」の契約者を対象に、5月30日よりダウンロード形式で提供する。

「Autodesk Smoke」は、直感的なエディトリアルタイムラインと高度な3Dフィニッシングツールを搭載した統合型フィニッシング・ソリューション。最新版では、ユーザインタフェースを大幅に改善したほか、タイムライン内に統合されたノードベースのコンポジティング機能「ConnectFX」などを新搭載しており、2013年4月に開催された「2013 NAB Show」ではふたつの受賞を果たすなど、すでに市場からの高い評価も得ている。

今回提供される「Extension 1」では、ブラックマジック デザイン社の「DeckLink」、「UltraStudio」、「Intensity」シリーズのビデオ IO端末を新たにサポート。また新しいトリムビューとトリミングツールを採用し、編集作業の効率向上を実現した。さらに、ソニー製CineAlta 4KカメラからのSonyRAWフッテージに初めて対応したほか、アップルのビデオ編集ソフト「Final Cut Pro X」とのコンフォーム ワークフローの向上により、より正確な速度変更の反映や、ARRI Alexa ProResファイルへの対応も可能となっているという。