JR東日本新潟支社は、「山形デスティネーションキャンペーン」(2014年6~9月)のプレイベント「山形日和。」観光キャンペーンに合わせて、臨時列車「SLうまさぎっしり庄内号」の運転をはじめとした各種企画を6月以降に展開する。
臨時列車「SLうまさぎっしり庄内号」は、蒸気機関車C57形180号機と、「SLばんえつ物語」に使用される客車7両からなる編成で、定員418名(全席指定席)。6月29・30日の2日間のみの限定運行で、29日は村上駅12時26分発・酒田駅16時30分着の往路、30日は酒田駅10時16分発・村上駅14時56分着の復路での運転となる。発着駅および途中の停車駅では、地元特産品の振る舞いや郷土芸能の披露などのもてなしが用意されている。
「SLうまさぎっしり庄内号」の乗車を含む日帰り旅行パックも発売中。酒田・鶴岡駅から村上駅までのJR往復に弁当が付いて、旅行代金は酒田駅発着大人4,600円(小児3,100円)、鶴岡駅発着大人3,800円(小児2,700円)。SL列車への乗車は、29日出発分は復路、30日出発分は往路。29日の往路ならびに30日の復路は特急「いなほ」での移動となる。
「山形日和。」観光キャンペーンではその他、JR東日本新潟支社として初めて、ディーゼル機関車(DE10形)が一般気動車(6月22・23日の列車で使用)・クルージングトレイン(6月29・30日の列車で使用)を牽引する快速「さくらんぼトレイン」を新潟~今泉間で運行するなど、さまざまな角度から山形の魅力を紹介する企画を展開していく予定。