日本ギガバイトは、同社が近日中の市場投入を予定している次世代マザーボードの記者向け紹介イベントを開催した。紹介があったのは、これまでにも、ドイツで開催されたCeBITや、その後の記者向けプレビューなどで披露されていた次世代製品群で、Intelの次期新型CPUに対応するマザーボードと見られている。
今回のイベントでは、同社の次世代マザーボードの初期ラインナップが、オーバークロッカー向け、ゲーマー向け、メインストリーム向けATX、メインストリーム向けマイクロATX、メインストリーム向けMini-ITXのそれぞれの製品セグメントに、それぞれ複数モデル投入されることをアナウンスしている。ラインナップ(製品名)一覧は以下の通り。
■オーバークロッカー向け |
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Z87X-OC FORCE (E-ATX) |
Z87X-OC (ATX) |
■ゲーマー向け |
G1.Sniper 5 (E-ATX) |
G1.Sniper M5 (マイクロATX) |
■メインストリーム向けATX |
GA-Z87X-UD5H |
GA-Z87X-UD4H |
GA-Z87X-UD3H |
■メインストリーム向けマイクロATX |
GA-Z87MX-D3H |
GA-Z87M-D3H |
GA-H87M-D3H |
GA-B85M-D3H |
■メインストリーム向けMini-ITX |
GA-Z87N-WIFI |
GA-H87N-WIFI |
以前の記事でも述べた様に、上位モデルを中心にコンデンサのさらなる高品質化や、オーディオ機能のリッチ化などの改良がほどこされており、同社の独自品質基準である「Ultra Durable」も、一部ラインナップを除き、次世代の「Ultra Durable 5+」へとバージョンアップしたものが搭載されている。
なお、今回の次世代マザーボードについて、現時点では対応CPUや搭載チップセットを供給するIntel側の正式発表が行われていないためか、具体的なプラットフォーム仕様への言及はされなかったが、製品のモデル名から、大体の予想はたてることができ、Haswellに対応した8シリーズマザーボードであることは間違いない。発売時期も、例年の慣例から、6月に台湾で開催されるCOMPUTEXのタイミングと考えられる。