東京都新宿区の花園神社で、例大祭が行われる。期間は5月25日(土)~27日(月)まで。
同祭りは、毎年5月の28日に最も近い土曜・日曜・月曜に行われる。初日には、宵宮(よいみや)祭を実施。続いて2日目に、大祭式(たいさいしき)・氏子八町会の神輿(みこし)の連合渡御、3日目には後宴祭が行われる。
今年は「陰の年」にあたることから、花園神社氏子八カ町の八基の神輿が神社に集合し、明治通り、靖国通り、新宿通りを練り歩く。ちなみに、「表の年」には、獅子頭と島田囃子をのせた山車を先頭に本社神輿と雷電神輿の二基の宮神輿が登場する。
同神社境内では、里神楽やかっぽれ、お囃子の奉納があるほか、約100店の露店が軒を連ねるとのこと。
花園神社とは?
かつて、同地は尾張藩下屋敷の庭の一部で、たくさんの花が咲き乱れていたことから、「花園稲荷神社」と呼ばれたのが社名の由来。昭和40年に、雷電稲荷神社、大鳥神社を合祀するに至って「花園神社」が正式な名称となった。
江戸時代から芸能との縁が深い神社で、境内には芸能浅間神社が祭られ、多数の芸能人が参拝に訪れるという。