トビー・マグワイアやキャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン、バズ・ラーマン監督らが22日(現地時間)、豪・Hoyts Entertainment Quarterで行われた映画『華麗なるギャツビー』ワールドツアーinオーストラリアに登場した。

映画『華麗なるギャツビー』ワールドツアーinオーストラリアに登場した、左からトビー・マグワイアやキャリー・マリガン、バズ・ラーマン監督ら
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同作は、F・スコット・フィッツジェラルドの小説『グレート・ギャツビー』を基に、脚本家/プロデューサー/監督であるバズ・ラーマンが独自の解釈と想像力で、映画化したもの。

この日は、スケジュールが変わってしまうほどの大雨だったにも関わらず、同イベントのために世界各国から総勢250名を超える報道陣や、トビー・マグワイアら俳優陣のファンならびにギャツビールックのファンたち1000人が詰めかけた。大歓声のなか取材に応じたT・マグワイアは「レオは今日来れなかったんだけど「日本のみんなに宜しく」って言ってたよ」と同イベントに参加できなかったディカプリオのメッセージを代弁。日本のファンに対しては「日本のみなさんにこの映画を楽しんでほしい」と笑顔でコメントした。一方、同作で脚本も担当したバズ・ラーマン監督は「この映画は日本では受け入れられると思う。若い子がギャツビースタイルで原宿あたりを歩いてくれたら嬉しいな。村上春樹は僕のヒーローなんだ。彼が観てくれたと聞いて非常に嬉しい。日本に行ったら会いたいな」と小説家・村上春樹との面会を熱望。日本に対するイメージについては「東京はクリエイティブな人が多くて楽しいことが多いから、東京にはよく行くよ!レオが「世界で一番好きな場所は京都だ」と言っていて、僕にも行くべきだと薦めてくれた」と幾度と無く日本に訪れていることを明かした。

他人もうらやむ豪華絢爛なパーティを繰り広げる、ひとりの男がいた。彼の名は、ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)。どこで生まれたのか、どうやって莫大な財産を築いたのか、今何の仕事をしているのか、誰も彼の素性を知らない。果たして、息を呑むほどの派手な暮らしの目的は? その秘密を知ったとき、それほどまでに切なく純粋すぎる愛が、この世に存在することに、誰もが驚かずにはいられない。

映画『華麗なるギャツビー』は、6月14日より、丸の内ピカデリーほか、全国公開。