質疑に応じるソニーの平井一夫社長(2013年度の経営方針説明会にて)

ソニーの代表執行役兼取締役CEOの平井一夫社長は、5月22日に開催した2013年度の経営方針説明会で、米ヘッジファンドのサード・ポイントからの提案について「取締役会で十分に議論する」と述べた。

提案はサード・ポイントのダニエル・ローブCEOからソニーに書簡で行われたもの。同時に、サードポイントは6.3%のソニー株式を取得したことを告げており、ソニーの大株主となっている。

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提案の内容は、映画・音楽などのエンタテインメント部門を分社化した上で、同部門の株式15~20%分のIPO(新規株式公開)をするというもの。

22日の経営方針説明会の質疑応答に際してこの話題に関する質問があり、平井社長は、「取締役会で十分に議論したい」と応えている。