ブラザー販売は23日、レーザープリンタ・複合機「ジャスティオ」シリーズの新製品として、無線LANや自動両面印刷機能を備えたA4カラーレーザープリンタ「HL-3170CDW」を発表した。6月上旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は30,000円前後。
カラー/モノクロとも22枚/分の高速プリントが可能なA4カラーレーザープリンタ。無線LAN(Wi-Fi)や自動両面印刷機能を標準で搭載する。
スマートフォンやタブレット向けの専用アプリ「Brother iPrint&Scan」をダウンロードすることで、これらのデバイスからワイヤレス印刷が可能。アプリはiOS用とAndroid用を用意するほか、アップルのAirPrintやGoogle Cloud Printにも対応。また、Wi-Fiを搭載したタブレットなどからは、「Wi-Fi Direct」で直接接続してのプリントも行える。
主な仕様は、プリント方式が電子写真方式LED、最大解像度が600dpi×2,400dpi、プリント速度が22枚/分、ウォームアップタイムが電源投入時で27秒以下、スリープモードで26秒以下、ファーストプリントが16秒以下。最大給紙枚数は251枚で、用紙サイズは多目的トレイに幅76~216mm、長さ116~355mmの用紙をセット可能、標準トレイにはA4~A6普通紙、ハガキ、封筒などをセットできる。
インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0。消費電力は最大990W(印刷時435W、スタンバイ時60W、スリープ時0.6W)。ランニングコストはカラーで17.3円、モノクロで3.7円。本体サイズはW410×D465×H240mm、重量は約17.7kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 / 2008 R2 / 2012、Mac OS X 10.6.8~10.8。