日本能率協会マネジメントセンターはこのほど、同社の手帳ブランドである「能率手帳」を「NOLTY(ノルティ)」へ刷新する。新ブランド名には「New Style(新しいスタイル)」「Original(そしてたったひとつの存在で)」「Life Time(ずっと毎日)」「Your Will(あなたの想いを叶えたい)」という意味が込められているとのこと。
能率手帳は1949年に誕生し、日本で初めて時間目盛りを入れた手帳として「ビジネスパーソンの仕事効率化を助けてきた」(代表取締役社長 長谷川隆氏)という。同社は同商品を人生の夢や目標、日々の出来事や思いを書き記すツールとして位置づけ、ブランドの刷新と品質の改良を行う。
同社は今回、244の観点から手帳の品質、機能の要素を分解し、全133アイテムの改良を実施したという。主な変更点については下記を参照のこと。
・1月始まりの商品を12月1日から使えるように変更
・メモページを方眼タイプに変更
・メモページの増量
・年間予定表の追加
・紙の書き味について品質を改良
「スマートフォンの普及が進む中でも、数年前の手帳ブームから伸びた市場はまだ拡大している。能率手帳からNOLTYへブランド名を変更することで、これまで愛用していただいていた40~60代の方に加えて、20~30代の方たちにも手にとってもらいたい」(長谷川氏)
価格は据え置きの予定。今後は同ブランド内でノートやメモパッドなど、手帳以外の新ジャンルにおける商品展開も視野に入れているという。