アイ・オー・データ機器は22日、IEEE802.11acに対応し最大1,300Mbps(理論値)での通信が可能な無線LANルータ「WN-AC1600DGR」を発表した。6月中旬より発売し、価格は15,700円(税別)。
5GHz帯のIEEE802.11ac/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nの同時利用に対応する無線LANルータ。最大通信速度は1,300Mbps(理論値)で、実測スループット値は約506Mbpsに達する。IEEE802.11b/g/nの通信速度は300Mbps(理論値)。
PCがなくても、スマートフォンからQRコードを読み込むアプリ「QRコネクト」を使うことで接続設定が簡単に行える。WPSによる簡単接続もサポート。そのほか、外出先から自宅のネットワークにアクセスする「VPNリモートアクセス」にも対応する。
5本(2.4GHz送受信用×2、5GHz送受信用×3)のアンテナを内蔵し、セキュリティはWPA2-PSK(TKIP/AES) / WPA-PSK(TKIP/AES) / WEP(64/128bit)。マルチSSIDやMACアドレスフィルタリングなどにも対応する。接続台数は推奨8台。
インタフェースはGigabit Ethernet対応の有線LANポート×4とWANポート×1を搭載。有線LANの実測スループット値はFTPで約574Mbps、PPPoEで約533Mbps。USBポート×1基も搭載し、USBプリンタを接続すれば複数のPCでプリンタを使用できる「プリントサーバ機能」を利用できる。
本体サイズは約W127×D100×H198mm、重量は約320g。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista(SP2) / 7(SP1) / 8、Mac OS X 10.5以降。