ENERMAXは21日、Intelの第4世代Coreプロセッサ(開発コード:Haswe)に対応したサイドフロータイプのCPUクーラー「ETS-T40-W」「ETS-T40-BK」を発表した。リンクスインターナショナルを通じて5月30日より発売。店頭予想価格はいずれも5,980円前後の見込み。

ETS-T40-W

ETS-T40-BK

どちらの製品も、ヒートパイプと放熱フィンに、熱伝導性に優れる塗装コーティング技術TCC(Thermal Conductive Coating)を施し、熱伝導効率を高めて冷却性能を向上するほか、経年劣化によるヒートシンクの腐食を防止する。

フラップ形状の独自フィンには、ヒートパイプ背面に空気を取り込むVGF(ヴォルテックスジェネレーターフロー)加工と、ヒートシンク内の空気の圧力を高めるSEF(スタティックエフェクト)加工を採用。ベースとフィンをつなぐ部分には、ヒートパイプがCPUコアに直接触するダイレクトタッチ式を採用し、熱伝導性を高めている。

「ETS-T40-W」では、PWM機能を搭載したClusterタイプの120mmホワイトLEDファンを採用。800rpm~2200rpmのPWM回転範囲を、スイッチの切り替えによって3段階に調整が可能。

「ETS-T40-BK」には、T.B.APOLLISHタイプの120mmブルーLEDファンを採用。こちらはPWM機能を備えるが、回転範囲を切り替えるスイッチは搭載しない。

どちらの製品も120mmファンを1基増設することで、TDP200W以上のシステムに対応する。

対応ソケットはIntelプラットフォームではLGA2011 / 1366 / 1156 / 1155 / 775、AMDプラットフォームではAM3+ / AM3 / AM2+ / AM2 / FM2 / FM1。

本体サイズはW139mm×D70×H160mm。重量はクーラー本体が約610g、ファンが約120g。