三菱自動車のタイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランドは、タイ政府のエコカー認定を取得したことを受け、新世代グローバルコンパクトセダンを同社第三工場にて新たに生産し、7月にタイ国内で販売を開始すると発表した。同車のタイでの車名は「アトラージュ」に決定している。
アトラージュは、良好な前方視界と取り回しやすさ(最小回転半径4.8m)を提供するショートノーズ、クラストップレベルという居住空間と空力特性を両立するサイドプロポーション、後方に向かって切れ上がるキャラクターラインなどにより、新世代コンパクトセダンに相応しいスタイリングを追求。また、着座位置を高めに、ドア開口部を広めに設定してスムーズな乗降を可能としたほか、ゆとりある後席足元スペースによって快適性を高めたという。
高張力鋼板を採用したクラス最軽量の衝突安全強化ボディ「RISE」に、軽量・コンパクトな1.2L MIVECエンジンを副変速機付のCVTまたは5MTと組み合わせて搭載。軽量化や空力性能による走行抵抗の低減により、クラストップレベルの低燃費22km/L(NEDCモード)を実現している。