履歴書の写真は第一印象を左右します。写真うつりが良いだけで、内容に目を通してもらいやすくなるため、手抜きは厳禁。しかしたくさんの企業に応募する場合、すべて写真屋さんで証明写真を…という訳にも、なかなか行かないもの。スピード写真と写真屋さんでの撮影、上手に使いわけてみましょう。

■スピード写真には、白いハンカチか紙を持参

スピード写真を使う場合は、ひざの上に白いハンカチを乗せるか、白い紙をレフ板代わりに利用して写真を撮りましょう。レフ板があった方が表情や印象を美しく見せることができます。紙を利用する場合はA4サイズの画用紙を2枚貼り付け、写真に写らない部分で、本のように開いてレフ板代わりにしましょう。

ちなみに持ち運びに多少不便さがありますが、発泡スチロールは反射効率が良く、色の濁りがないためレフ板に利用すると良い素材なのだとか。本気で撮りに行くなら、発泡スチロールでレフ板を手作りするのもおススメです。

■スピード写真を撮るなら、なるべく新しい機械で

昔の証明写真機か、最近の証明写真機かでうつり具合がかなり異なります。昔の証明写真機は前面からストロボがたかれるため、顔色が不自然になりがちでした。なるべくストロボの位置が工夫されていて、ストロボの数が多い、新しい証明写真機を探しましょう。

■スピード写真を撮る前に、やること

正面ガラスの汚れをぬぐい、椅子の高さを調整します。椅子が高すぎると猫背になったり、低すぎると上目づかいになったりするため、印象の悪い写真になってしまいます。表情はやわらかく、目をしっかり開けて、姿勢正しく、襟元や後れ毛に注意してパリッとした印象になるよう心がけましょう。また、前髪が長い場合は少し横に流すなど、すっきりさせた方が目元が明るくうつります。

■写真屋さんで利用したいサービス、証明写真の修整

お値段のはる方法ですが、写真屋さんで証明写真を撮ると、肌の調子が悪いときには修整してもらえるため、とても便利。ニキビやしわなど、顔に気になる部分がある人は写真屋さんに頼むのがベストかもしれません。

■写真屋さんなら、背景色が選べる、高級感のある印画紙が選べる

スピード写真の背景はグレーや白、青色のものが一般的ですが、写真屋さんで撮る場合はそれ以外の背景色を選ぶこともできます。自分の顔色に合った背景色を選べるため、写真うつりもよく見えます。また高級感のある印画紙が選べるのも、写真屋さんの魅力。他の人と差をつけるのに役立ちます。

■写真屋さんなら、ヘアメイクつきの証明写真も

写真屋さんによってはヘアメイク付の証明写真を提供しているところもあります。パーフェクトを証明写真に求めるなら、やはり写真屋さんでの撮影が一番かもしれません。