なぜかローエンドAPUが追加
AMDから久しぶりに新型APUが登場。「A4-4000」というデュアルコアCPUの製品で、Socket FM2のローエンドモデルとなる。動作クロックは3.0GHz(ターボ時3.2GHz)で、TDPは65W。内蔵GPUは、128コア/724MHzの「Radeon HD 7480D」で、こちらは既存モデル「A4-5300」と変わりはない。価格は5,000円前後だ。
昨年10月に発売された第2世代APU「Trinity」は、6製品とも5000番台になっており、なぜこの製品だけ4000番台なのかは不明だが、ショップによると、A4-4000もTrinityベースのAPUだという。ただ、上位モデルA4-5300と価格は変わらず、あえてA4-4000を選ぶ理由も見当たらない。「省電力版なら良かったのに…」(某ショップ)という声も聞こえる。
あのDEVIL13がやっと店頭に
PowerColorの「DEVIL13 HD7990 6GB GDDR5(AX7990 6GBD5-A2DHJ)」は、オリジナルの3スロット厚クーラーを採用したRadeon HD 7990グラフィックスカード。ドライバーセットなどが付属する豪華仕様版になっており、BUY MORE秋葉原本店での価格は139,800円。
DEVIL13は、昨年のCOMPUTEXで展示されて話題となったものだが、国内での発売はこれが初めて。7990と言っても、当然ながら、最近AMDから正式発表のあったMalta版ではなく、メーカー独自のNew Zealand版となるわけだが、この製品は独自機能として、オーバークロックモード(925MHz→1,000MHz)も搭載する。
New Zealand版であるため、8ピンの電源コネクタが3個必要になる点は注意。電源の容量としては850W以上が推奨されている。グラフィックス出力は、DVI×2、HDMI、Mini DisplayPort×2の5端子を備える。