日本モンキーセンターで4月19日、コモンウーリーモンキーの赤ちゃんが誕生した。同センター南米館の屋外で公開中。
赤ちゃんの名前は「セイロン」
今回誕生した赤ちゃんの名前は「セイロン」。雌雄はまだ判明しておらず、母親の「ハーブ」にしっかりしがみつく姿が見られている。コモンウーリーモンキーの赤ちゃんは大人よりも白っぽい毛をしているという。
生息数減少の一途をたどる、コモンウーリーモンキー
コモンウーリーモンキーは、アマゾン川中上流域に分布する真猿類。短く密な毛で全身が覆われているため、羊毛状のものを意味する「Woolly(ウーリー)」という名が付けられた。尾で枝や木をしっかりつかみ、体を支えることができる。
ウーリーモンキーの仲間は生息数が急速に減少している希少種で、日本では日本モンキーセンターを含む3園で飼育されている。日本モンキーセンターでは、日本で初めてコモンウーリーモンキーを繁殖させたとして、1969年に日本動物園水族館協会が与える「繁殖賞」を受賞している。
日本モンキーセンター開園時間は7月中旬まで平日10時から17時。土日祝日は9時30分から17時まで。休園日は冬季に1、2日程度のみ。7月中旬から8月末までは全日9時30分から18時まで。料金は大人(中学生以上)1,600円。子供(2歳以上)800円。
詳細は、同園公式ホームページを参照のこと。
動物取扱業:財団法人日本モンキーセンター 愛知県犬山市大字犬山字官林26番地
業種:展示 動尾第510号 登録:2007年年5月31日 有効:2017年5月30日 取扱責任者:加藤章