東芝は20日、23型液晶一体型のAVデスクトップPC「dynabook REGZA PC D833」を2013年夏モデルとして発表した。デザインを刷新してコンパクト化を図ったほか、インスタントTV機能を高速化。タッチパネルにも新たに対応した。本体カラーは、リュクスホワイトとプレシャスブラックの二色で展開される。発売は5月下旬の予定で、価格はオープン、店頭予想価格は230,000前後。
まず大きく変わったのが、シンプル路線となったデザイン。春モデルの「D732」に比べ、体積が約76%にコンパクト化されている。TV機能においては、インスタントTVの起動が高速化され、電源ボタンを押してから約1秒で視聴可能になる(春モデルでは約5秒要した)。搭載するTVチューナーは地上/BS/110度CSデジタル×3、うち1系統が前述の高速起動用となる。
さらに、同社のデスクトップPCにおいては初めてタッチパネルを採用。ユニークなところではWebカメラを利用した「ハンドジェスチャ機能」を新たに投入している(詳細記事の動画を参照)。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3630QM (2.40GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、メモリがPC3-12800 8GB (4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000 (CPU内蔵)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.0を装備。インタフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI入力、ヘッドホン出力、マイク入力、90万画素Webカメラ、SDカードスロットなど。haran/kardon製ステレオスピーカーを搭載する。
サイズはW552×D170×H391mm、重量は約9.5kg。ソフトウェアはMicrosoft Office Home and Business 2013、Adobe Photoshop Elements 11、Adobe Premiere Elements 11などが付属する。