女優の夏帆が、7月深夜スタートのTBS系ドラマ『悪霊病棟』で主演を務めることが18日、明らかになった。
同作は、お化け屋敷プロデューサーの五味弘文と『ほんとにあった怖い話』シリーズなどでも知られるホラー界の先駆者・鶴田法男がタッグを組み、東京・大阪・名古屋で開催するお化け屋敷イベントと連動した本格ホラードラマ。放送終了後、スマートフォン向け動画サービス「dビデオ powered by BeeTV」と「UULA」での配信や連動した小説の刊行など、ドラマ放送と合わせて、さまざまなホラープロジェクトが展開される
同作でホラー作品に初めて挑む夏帆は、「もともとホラーに挑戦してみたいと思っていたので、オファーをいただいてとてもうれしかったです」と喜び、「脚本を読んだだけでも、続きがすごく気になりました。きっと、次が早く見たいと思うドラマに仕上がるんじゃないかと楽しみです」と撮影を心待ちにしている様子。ところが、「私自身、実は怖いのが苦手で、これまでホラー作品を見たことがありません」と正直に話し、「ホラーにもいろんなジャンルがあるので、総監督の鶴田さんのこれまでのホラー作品をはじめ、撮影開始までにいろんな作品を見て、しっかりと勉強しておきたい」と意気込んでいた。
舞台は、町外れの隈川病院。ナースや患者から幽霊を見たという目撃証言が絶えない病院で、尾神琉奈(夏帆)は、2週間前から厳しい主任ナースの木藤純子や研修医の隈川朝陽と共にナースとして働いていた。ある夜、備品を取りに旧病棟を訪れた琉奈は、「ルナ」という呼びかけに応え、取り憑かれたように階段を上ってしまう。その声が聞こえるのは、最上階の廊下の突き当たりにある壁。壁を前に琉奈が戸惑っていると、不意に目の前に扉が現れる。