池田泉州銀行は15日、地域起こしの一環として新規性・独創性ある技術やビジネスプランを有する企業・起業家の発掘・育成を目指した、第14回「ニュービジネス助成金」の応募を5月24日から7月10日まで受け付けると発表した。

同助成金は、応募されたビジネスプランの中から、産学官連携の「ニュービジネス目利き委員会」による、独創性や技術面等の総合審査を経て、地域活性化に貢献する優れたプランに対して、「"地域起こし"大賞300万円」を最高に、12プランを目途として、総額1000万円程度を贈るもの。

応募資格は、大阪府・兵庫県・京都府・和歌山県に主たる事業所を置く企業又は在住の個人で、かつ新規性・独創性に富んだビジネスプランを有し、自ら事業化することを前提としている。

「ニュービジネス助成金」制度は、同行の地域起こしの一環として2003年4月にスタートし、今回で通算14回目を迎える。過去13回の応募累計が1401プランを数え、毎年100前後の新しく独創的なプランが提案されている。これまで大賞17プラン、優秀賞63プラン、奨励賞61プラン、合計141プランが採択され、助成金の総額は1億円に達している。なお、2004年に創設したコンソーシアム研究開発助成金と合わせると、両方で総額3億7000万円を超える助成金を贈っている。

同行は、今後とも当助成金制度をはじめとする"地域起こし"制度を通じ、新規性・独創性ある技術やビジネスプランを有する企業や起業家の発掘、並びに事業化の手伝いなどに努めていくとしている。