センチュリーは5月17日、Bluetoothオーディオトランスミッター/レシーバー「どれで~もBluetooth」(CBTTR-AV)を発売した。同社のショッピングサイト「センチュリーダイレクト」での直販価格は4,800円。
スマートフォンやタブレットなど、Bluetoothに対応した機器の普及が進んでいる。これらからオーディオファイルを再生する場合に便利なのが、BluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホンだ。しかし、既にオーディオ機器を持っている場合、Bluetoothに対応させるためだけに機器を買い換えるのはさすがにもったいない。そういうときに便利なのがBluetoothトランスミッターだ。CBTTR-AVは、1台でBluetoothのトランスミッターとしてもレシーバーとしも使用できる製品だ。既存のオーディオ機器のBluetooth化だけでなく、Bluetoothに対応していないプレーヤーからBluetooth対応の機器へワイヤレス伝送を行う際にも利用できる。
送信モード(トランスミッター)と受信モード(レシーバー)の切り替えは、本体側面に配置されたスライドスイッチで行う。入出力端子は、3.5mmステレオミニジャックのオーディオ入出力コネクタと、充電用のmicroUSBポートのみだ。オーディオ入出力コネクタは、送信モード時にはオーディオ入力端子として、受信モード時にはオーディオ出力端子として利用される。
受信モードで使用している場合には、入出力コネクタに直接ヘッドホンなどを接続することもできる。ただし、CBTTR-AVには、音量調節のためのボタンは装備されておらず、音量調節はプレーヤー側で行う必要がある。
Bluetoothのバージョンは2.1。A2DP/AVRCPに対応しており、受信モードで操作している場合、8台までのマルチペアリングにも対応している。
電源は内蔵リチウムポリマー充電池で、容量は270mAh。送信モーででは11時間、受信モードでは6時間の連続使用が可能だ。本体サイズはW35×H51.5×D8.6mmで、質量は約50g。