女優の川島海荷が、7月スタートのTBS系ドラマ『ぴんとこな』(毎週木曜21:00~)に出演することが17日、明らかになった。
原作は、累計100万部を突破した嶋木あこの同名コミック。タイトルは、歌舞伎用語で「男らしさと憎みきれない色気を併せ持つ二枚目の役柄」という意味で、ドラマでは歌舞伎界の裏側が描かれている。名門の家に御曹司として生まれた河村恭之助(玉森裕太)と、歌舞伎とは無縁の家に生まれながら人気歌舞伎役者になろうと努力する澤山一弥(中山優馬)が一人の女性を巡って恋の火花を散らす。
川島が演じるのは、一人暮らしをしながらアルバイトに明け暮れる女子高生・千葉あやめ。恭之助と同じ高校に通い、成績は優秀。小学生の頃に出会った一弥に歌舞伎の魅力を教え、彼の頑張る姿に恋するようになったが、父の蒸発によって一弥を思い続けたまま生き別れとなってしまう。原作と台本を読んで「キュンキュンした」という川島。「女の子たちが同じように感じてくれるようなドラマにできれば」と作品に込めた思いを伝え、「さらに歌舞伎という世界に引き込まれて、どっぷりつかっていきたい」と語っていた。
また、大学で歌舞伎の歴史について学んだことも触れ、「昨年履修していたので、役立つ時が来てうれしい」と喜び、「歌舞伎座にも観に行かせていただいたのですが、生のお芝居はとても繊細で美しく、日本の伝統のすばらしさを実感しました」と歌舞伎の魅力にはまっている様子。共演のKis-My-Ft2・玉森裕太、NYC・中山優馬に関しては、「歌舞伎のメイクをして衣装をつけている姿の迫力もすごくて感動しました」と絶賛し、「今からドラマでの歌舞伎シーンが本当に楽しみです」と期待を寄せていた。
そのほか、ジャニーズJr.松村北斗とジェシーのほか、山本耕史、髙嶋政宏、榎木孝明、江波杏子、岸谷五朗といった豪華俳優陣が脇を固める。