17日公開の映画『モネ・ゲーム』の公開直前イベントが16日、東京・六本木のシネマート六本木で行われ、俳優の岩城滉一、タレントの水沢アリーが出席した。

映画『モネ・ゲーム』の公開直前イベントに出席した水沢アリー(左)と岩城滉一

コリン・ファース演じる堅物鑑定士とキャメロン・ディアス演じる天然カウガールがタッグを組み、モネの幻の名画を巡って繰り広げられる本作は、曲者詐欺師たちの騙し合いを描いたお洒落な大人のコメディー。公開を間近に控えたこの日は、世紀の詐欺計画を企てた男にちなんで世紀の宇宙飛行計画を先日発表した岩城滉一、そしてキャメロンが劇中で扮する天然カウガールに"第二のローラ"として話題沸騰中の水沢アリーが登場してトークショーを行った。

岩城は「『泥棒貴族』や『華麗なる賭け』をイメージしてたけど、緊張しないで見られますよ。色んな要素が入っていて、その時代時代の問題が入っている映画だな~と思いました」と感想を。一方の水沢は「1回だけじゃ分からなかったから2回3回見た~!」と得意のローラのモノマネを披露しつつ「キャストが豪華だったしモネの絵が絡んでくるから難しいと思ったけど、キャラクターの個性がぶつかりあって笑っちゃったり最後にまさかの大逆転があって、箱みたいな感じ~。とっても面白かったよ!」と語ると、岩城が「すみません! 通訳呼んで下さい」と会場を笑わせた。

イベント後は報道陣の取材に応じ、水沢の印象について尋ねられた岩城は「俺から見たら孫みて~な歳だから、お人形さんみたいだよ」と語ると、水沢は「岩城さんを肉眼で見るのは初めて! 私ぐらいの女の子でも憧れるよ。とっても素敵! 身包みを剥がしてもカッコいいよ!」と絶賛。さらに水沢の「男性として見られるよ」という言葉に「今一瞬喉渇いた」と気をよくした岩城は、本家のローラよりも「言葉の数も上だしすごく賢い子。これからどんどん活躍してつまらないテレビを面白くして欲しいね」と今後の活躍を期待していた。映画『モネ・ゲーム』は、5月17日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかで全国公開。