Swatch(スウォッチ)はこのほど開催された「BASELWORLD 2013」にて、最新型の機械式ムーブメント搭載の「SWATCH SISTEM51(スウォッチ・システム51)」を発表した。今年10月発売予定とのこと。
バーゼルワールドでのスウォッチの2階建てブース「Planet Swatch(プラネット・スウォッチ)」にて、同グループCEO、ニック・ハイエック氏は30以上の国々から集まったジャーナリストを前に、自動巻き機械式ムーブメント搭載の最新モデル「SWATCH SISTEM51」を発表。このモデルでは、腕時計においていままで使われたことのない画期的なデザイン、素材、製造方法を採用したという。
ムーブメントは51のパーツで構成され、5つのモジュールを中心部の1つのネジで結合。組立てはフル・オートメーション化された製造ラインを利用している。クリエイティブ・ディレクターのカルロ・ジョルダネッティ氏は、モジュールの表面が印刷可能であることを利用し、ムーブメント自体の奥深さをつけ、グラフィック要素や色彩に深みを持たせられ、「宇宙的かつコペルニクス的なデザイン・コンセプト」であることを述べた。
なお、「SISTEM51」はスウォッチの通常の価格帯で販売されるとのことだ。