マスタードシードは16日、台湾SilverStone製の水冷式CPUクーラー「Tundra」シリーズの新製品として、「SST-TD02」と「SST-TD03」の2モデルを発表した。5月17日より発売し、店頭予想価格は「SST-TD02」が15,800円前後、「SST-TD03」が13,800円前後。

「SST-TD02」

「SST-TD03」

「SST-TD02」は、ケース内蔵型の一体型水冷式CPUクーラー。ポンプ以外の水枕がすべてメタル製になっており、ハウジングはアルミ製。クリップも5mm厚のアルミ製で、接触面には銅材を使用。半田付けによるスクリューレス構造で長期の使用や温度変化などに強いとしている。

ラジエータ部は、フィンと水管の接触面を広く取っており、波形フィンを採用する製品と比べて最大40%の冷却効率の増加を達成。120mmファンが2基付属し、回転数は1,500~2,500rpm。ノイズレベルは最大18dBA。

水枕部の本体サイズはW55×D60×H33.5mm、ラジエータの本体サイズはW124×D45×H278.5mm、総重量は1,501g。チューブは直径12mm、長さは310mm。対応CPUは、インテル製のLGA775 / 1155 / 1156 / 1366 / 2011対応CPU、AMDのSocket AM2 / AM2+ / AM3 / AM3+ / FM1 / FM2対応CPU、およびAPU。

「SST-TD03」は、ラジエータが小型になっており、120mmファンが1基装着できるモデル。ラジエータサイズはW124×D45×H159mmとなっており、総重量は1,063g。そのほかの仕様はほぼ共通。

「SST-TD02」(クリックで拡大)

「SST-TD03」(クリックで拡大)