ヤマハは5月16日、パワードスピーカー「NX-50」のカラーバリエーションモデル「NX-50(W)」(ホワイト)、「NX-50(D)」(オレンジ)、「NX-50(V)」(パープル)を発表した。NX-50の発売時のカラーはブラックとシルバーの2色だったが、今回3色が加わり全5色のカラーバリエーションとなる。新色は、6月上旬より発売が開始される。価格はオープンで、推定市場価格は15,000円前後。

「NX-50」の新色。上段左からホワイト、オレンジ、下段はパープル

NX-50は2012年10月に発表された、コンパクトなパワードスピーカーだ。W83×D184×H184mmのバスレフキャビネットに、専用設計されたφ7cmフルレンジユニットを搭載。アンプの実用最大出力は7W×2で、再生周波数大域は55Hz~20kHzだ。消費電力は13Wで、電源には付属のACアダプターを使用する。

スタイルだけを見ると、PC用のスピーカーのようにも見えるが、NX-50で想定されている主な用途は薄型テレビの音質向上だ。入出力インタフェースは、2系統のアナログオーディオ入力と、1系統のヘッドホン出力(いずれも3.5mmステレオミニジャック)を装備。テレビのヘッドホン端子と接続するだけで手軽に使用することができる。

また、テレビとの接続時に便利な「オートスタンバイ」機能も搭載。接続した機器に連動してスピーカーの電源をオンにし、入力信号がなくなると、5分後にスピーカーの電源もオフにするというものだ。スピーカー側の操作を行うことなく、テレビ側の操作だけで、運用することが可能だ。

NX-50は、2系統のアナログ音声入力を持っている。テレビとポータブルオーディオプレーヤーなど、2つの機器を同時に接続することが可能だ。なお、2つの入力端子に同時に音声信号を入力した場合には、両方の音声をミックスして再生を行う。