プジョー・シトロエン・ジャポンは、EMP2モジュラープラットフォームを採用した新型「308」を発表した。エクステリアデザインを一新し、大幅な軽量化も達成するなど進化を遂げている。

「308」

新しい「308」は全長4,250mm、全高1,460mmとコンパクトながら、470リットルという広いトランクルームを確保。機能的な5ドアハッチバックとして実用性を高めながら、エクステリアはダイナミックかつ洗練されたものとなった。ヘッドライトはスリムなフルLEDタイプとなり、同様にLEDを採用するリアのコンビネーションランプは爪をイメージした3本のラインが個性を演出する。

インテリアは、小径ステアリング、ヘッドアップインストルメント・パネルにより、視線を道路に向けたまま情報を得ることができる斬新なデザイン。センターコンソールはさまざまな操作系をひとつの場所に集中させており、これによってダッシュボードはシンプルでスイッチの数も最小限となった。

車体やサスペンションなどを共通化する次世代EMP2モジュラープラットフォームを採用したことにより、車重は大幅に軽量化され、ハンドリングや燃費の向上が実現されている。同モデルは9月10日にフランクフルトモーターショーで世界初公開され、秋からヨーロッパで販売開始される予定。日本への導入は2014年秋以降の予定となっている。