「シニアの独身男女の婚姻歴」 |
結婚情報サービスのオーネットは、首都圏に住む45~69歳の独身男女2,112名を対象に「独身シニアの暮らしと出会い」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査は4月24~26日、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に住む50~69歳の一般独身男性1,113名と45~69歳の一般独身女性999人を対象にインターネットにて行った。
シニア独身男女の婚姻歴、約7割が「未婚」
調査ではまず、未婚、離別、死別、その他のいずれに該当するか質問。「未婚」で独身でという人が男性71.1%、女性63.6%(男女全体では67.5%)と、過半数超過となった。仕事に追われる40、50代の未婚率が男性で約74~80%、女性が約67~72%と割合的には高いが、60歳を超えた世代の未婚率も男性が約53~63%、女性が約43~46%を占めた。
男性は女性よりも「容姿/外見」を重視、一方女性は「収入」を重視
恋人や結婚相手などのパートナーを選ぶ時に重要視するポイントについて聞いた質問では、「性格/人柄」「価値観」といった内面重視の声が高いが、「容姿/外見」を求める男性は、女性よりも約14%以上多くいることがわかった。逆に女性は、相手の見た目はそれほど気にしないが、収入があることを重要視する人は男性よりも約21%多かった。
また、この年代らしく「健康」を重要視する声が男性31.0%、女性26.4%と高く、高齢になるほどに支持が高くなった。また、「家族構成」を問題視する人はそれほど多くなかった。
60歳以上で最高年収を獲得しているのは女性
「年収」 |
年収について、400万円未満の年収である割合は女性の方が多かった。400~1,500万円までの年収はいずれも男性の方が割合が高く、女性の収入との差が大きい傾向が見られた。
定年を迎える人が多い60~69歳で、最高年収(2,000万円以上)を取得している割合が高いのは65~69歳の女性。「2,000万円以上」「1,500~2,000万円未満」「1,200~1,500万円未満」のゾーンすべてにおいて65~69歳の女性が2.1%の割合を占めており、同世代の男性は0.0%となった。40、50代で1,200万円以上の年収を得ている女性は最高でも1.4%に止まっていることを考えると、65~69歳女性は商才にたけていると言えそうだと調査では分析している。